TRAVEL CLINIC
渡航外来(トラベルクリニック)
海外赴任・出張、海外旅行、留学に備えて
近年、海外に出かける人々が増加しています。特に、コロナ後の状況下で海外に駐在や留学される方が急増しています。
人々の交流が盛んになることは日本の発展のみならず、国際協調においても重要なことですが、同時に感染症対策を充実しておかなくてはなりません。
観光や駐在などでアフリカ、東南アジア、南米などの開発途上国に行く場合はマラリア、デング熱、狂犬病、チフスなどの感染症に罹患する可能性があります。
そのため、ワクチンなどで感染しないような予防が必要です。
渡航外来ではこれらの感染症おいて専門的な診療を行います。
(渡航外来の初回のみ診察料2,500円を頂きます )
海外勤務者健康診断
予防接種と同日受診も可能です。
海外勤務者健康診断(安衛法第45条の2) |
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8,600円 |
海外留学及び就学に必要な書類作成について
【診察料】
4,500円(尿検査を含まない場合)
他の検査が必要場合は別途費用がかかります。
なお、ツベルクリン反応検査はできません。
結核の感染の除外は胸部レントゲン検査もしくは、
血液検査 IGRA:抗原特異的インターフェロン-γ遊離検査(T-SPOTまたはGFT)で行います。
【英文証明書作成料】
3,000円
(持ち込み用紙に母子手帳の記載を含まない場合)
6,000円
(母子手帳のワクチン接種記録の記載を含む場合)
ただし、ワクチン接種証明書は当院で接種された場合のみ、
過去の母子手帳の記録を基にワクチンの記載をさせていただきます。
当院にて医療行為のない場合は作成できません。
【注意点】
必要なインストラクション等の説明書類は必ずプリントアウトしてお持ち下さい。
スマートフォンなどの画面では確認しづらい事案が多々発生しております。
1週間ほどお時間をいただきます。
海外渡航前の各種予防接種
渡航先や渡航期間、現地での行動形態などの情報から、推奨されるワクチンの接種スケジュールをご提案いたします。
各種ワクチン(日本脳炎、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎・腸チフス)を取り扱っており、複数ワクチンの同時接種も可能です。
それぞれワクチンは、有効になるまでに必要な接種回数や期間が異なりますので、余裕をもっての受診をお勧めします。
母子手帳や他院でワクチンを接種した証明書をお持ちの方は、受診時にご用意ください。
腸チフスワクチンについて
当院で使用している腸チフスワクチンはSanofi Pasteur社の「Typhim Vi」です。
これは日本では未認証ですが海外で広く一般的に使用されているワクチンです。
腸チフスが発生する地域(インド、東南アジア諸国、中国、アフリカ、中南米、カリブ海諸国)に立ち入る場合は、接種が推奨されます。
健康被害が生じた場合は輸入代行業者による副反応救済制度を利用できます。ワクチン接種後に発生した副反応などの症状には保険制度で対応します。
T-dapワクチンについて
成人用3種(百日せき・ジフテリア・破傷風)混合ワクチンです。当院ではGSK社のBoostrix を使用しております。
米国への留学の際に留学先から接種を推奨されることがあります。
また、乳児の百日咳感染予防のため、米国では妊婦に、妊娠毎にTdapを接種することが推奨されています。
英文接種証明書について
当クリニック作成の接種手帳の交付:無料
当クリニックの接種手帳または他のクリニック等の発行手帳への記入(成人):無料
母子手帳への記載(小児):無料
英文証明書(当クリニックでの接種または抗体検査):3000円
母子手帳の記録の確認を伴うもの(当院所定用紙または持ち込み用紙):6000円
WHO公認予防接種証明書の交付:500円
当院以外での検査や定期接種以外の予防接種に関しての証明書は発行できません。
WHO公認予防接種証明書
陰性証明書について
陰性証明書は当院では発行しておりません。